日本の○○文化を守れ! 北海道・留萌の取り組みに迫る

STV札幌テレビ放送では3月30日に、「見たい!知りたい!北海道」(毎月最終土曜午前9:25、北海道ローカル)が放送される。テーマは「数の子」。主産地である北海道・留萌の歴史や取り組みにスポットを当てる。

同番組は、「発見」「再発見」をテーマに、北海道の魅力を掘り起こしながら、視聴者の「知りたい」「見てみたい」に応えるもの。視聴者の知的好奇心をくすぐりながら、さまざまな分野の取材を通じて、北海道や北海道の人を応援する。

第23回は「日本の正月文化を守れ!留萌の数の子」。正月の食卓に欠かせない数の子は、日本文化の縁起物として知られる。その歴史は古く、室町時代(寛正4年)には京都で売買されていたという記録が残るという。江戸時代からニシン漁が本格化した北海道は、今や日本一の生産量を誇る。なかでも留萌市は、江戸時代から昭和にかけてニシン漁で繁栄し、加工技術を磨いてきたという背景がある。

そうはいえ昭和33年以降、ニシンは不漁に陥り、現在も続いている。日本の数の子文化を守ろうと、留萌の地元企業は海外にニシンを求めている。また、町全体で数の子をPRする取り組みも始まった。番組では、海外でのニシン漁の様子や市・地元企業の取り組み、歴史などを取材。“留萌の象徴”ともいえる数の子をめぐるさまざまな人たちの思いを伝え、数の子の魅力に迫る。

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