東アジアの平和と共生をテーマにした学習会がこのほど、長崎市内であり、元長崎新聞記者の蓑田剛治さん(68)が「戦時中の日本の加害の歴史を直視することが必要」と述べた。
蓑田さんは中国東北地方を旅し、歴史博物館などを巡って加害の足跡をたどった経験や、記者として感じてきたことを紹介。歴史への理解を深めることが、拉致問題などの進展につながるとした。
その上で戦争の真の抑止力となるのは「対話と協調」と説明。「非核と不戦を訴え続ける長崎の役割は大きい」と話した。
学習会は市民団体「自主・平和・民主のための広範な国民連合・長崎」が主催。約20人が参加した。
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