バルセロナで苦しむブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは退団説も囁かれている。
ここでは、『sportskeeda』による「もし退団した場合、代役になりうる5人の候補」を見てみよう。
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ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)
今季のスターリングは世界最高の選手のひとりとなっており、シティで大暴れしている。もし補強できれば、チームのレベルを引き上げることができうる。
バルサのシステムにもすんなりフィットするはずで、左ウィングとしてメッシとスアレスと共存可能。
ポジショニングが向上したことで、確かな得点力も兼ね備えるようになった彼は、バルサの攻撃陣が渇望しているスピードももたらす存在だ。
当然安くはないが、その価値を考えれば間違った投資にはならないだろう。
ダヴィド・ネレス(アヤックス)
アヤックスが誇る天才のひとりであるネレスは今季ブレイク中だ。レアル・マドリーを撃破したUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16で、底知れぬポテンシャルを見せつけた。
前線ならどこでもプレー可能であるが、好むのは左ウィング。素早い足さばきと低重心を兼ね備えていることから、タイトなエリアでも活躍することができる。
まだとても若いため、獲得はリスクにもなりうるが、冒すべきリスクであるのは間違いないはずだ。
パウロ・ディバラ(ユヴェントス)
ここ最近はユーヴェでやや苦しんでいる。アッレグリ監督がクリスティアーノ・ロナウドと共存させることができていないためだ。
彼はワールドクラスの選手であり、もし望むようなプレータイムを得られないなら、移籍を考慮するかもしれない。
素晴らしいテクニックとドリブルスキルを兼備するだけにバルサにうってつけの選手だ。前線ならどこでもプレー可能であり、偽9番としてリオネル・メッシと共存もできる。
ただ、引く手あまたであるため、移籍には莫大な投資が必要になるはず。とはいえ、もし獲得できれば、チームをNEXTレベルに引き上げてくれるのは間違いない。
サディオ・マネ(リヴァプール)
リヴァプールが誇る最強3トップの一角を形成する快速FW。最も一貫性のある選手であり、今季は重要なゴールを何度も決めてきた。
今まさにピークにあるため、バルサの左サイドの長期的な解決策になりえる。
彼は“バルサ的な選手”ではないが、そのスピードとダイレクトネスによってDFを突き破ることが可能。すぐにブラウグラナのプレースタイルにも順応できるはずであり、プレッシャーにも強い。バルサとしては、ビッグマッチプレイヤーを手に入れることになるだろう。
当然移籍金は高額になるだろうが、その価値があるものになることは間違いないはずだ。
ルロイ・サネ(マンチェスター・シティ)
ワールドカップで選考外となり、ペップからも態度を批判されたサネだが、その後のシーズンで飛躍を見せている。
ただ、ベルナルド・シウヴァが序列を高めていることが、サネのプレータイムにも影響している。もしその状態が続けば、彼は移籍を考えるかもしれない。
驚異的なスピードとボールスキルを兼ね備えるだけに、バルサにフィットする人材だ。23歳と若く、左ウィングの問題を解決する長期的な解決策になりうる。
世界最高の若手選手のひとりである彼を引き抜くのは簡単ではないが、1億ユーロ(124億円)ほどの移籍金ならば…。