【ファイントラック】濡れ冷え解消!ドライレイヤーの使い分けで快適登山 あらゆるアウトドアスポーツのインナーウェアとして高評のファイントラックのドライレイヤー。その中でも人気のスキンメッシュの他、タイプの異なる種類のドライレイヤーがあるのをご存知ですか?登山・トレラン・自転車など、これからアウトドアスポーツを始めたい方に、それぞれのアクティビティに最適なドライレイヤーの種類や使い分けや、また女性用の組み合わせなどを紹介します!

ファイントラックの繊維技術は”世界最高水準”

ファイントラックは、2004年1月に創業されたアウトドアメーカー。ウェアやアクセサリー、ギアなどの幅広い製品を取り扱う中、特に人気なのがアンダーウェアです。雨や汗などの濡れ冷えを気にせずアウトドアスポーツを楽しむために、幾度ものトライアンドエラーを繰り返しながら開発されたのが、世界で初めての撥水アンダーウェア「ドライレイヤー」

行動中の汗は不快感だけでなく体を冷やして体力を奪ってしまい、低体温症のリスクが高まります。また外部からの雨の侵入でも同様です。この濡れ冷えを解消するには、肌から水分を遠ざけること。ファイントラックのドライレイヤーは生地に施された撥水技術により、汗は瞬時に透過。しかし雨の侵入は防いでくれます。

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季節やシーンによって使い分けできる3種類のドライレイヤー

ドライレイヤーのモデルは全部で3種類。どのシリーズも「防臭・ドライ・耐久撥水・ストレッチ性」はもちろんのこと、季節やアウトドアスポーツの使用シーンによって、最適なラインナップを選ぶことができます。

オールシーズン・オールラウンドの【スキンメッシュ】

(スキンメッシュT・女性用ブラック)

【フィット感】ソフトな着心地
【生地の薄さ】わずかに肌色が認識できる適度な透け感
【特徴】季節を問わずオールラウンドに対応できる、汗抜けと保温力のバランスがとれたスキンメッシュです。ラインナップも多く、ドライレイヤーを試してみたい方にもおすすめ!

▼スキンメッシュシリーズにNEWカラーが!

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発汗量が多い活動には、汗抜けが速く動きやすい【パワーメッシュ】

(パワーメッシュインナーグローブ)

【フィット感】タイトフィット
【生地の薄さ】肌が透ける極薄メッシュ
【特徴】素早い汗抜けを重視して作られたパワーメッシュ。発汗量の多いスポーツに最適なストレッチ性とハリのある生地は、激しい動きにも追従します。サポートウェアを着用したスポーツとの相性も抜群です。

冬期や水中には、濡れ戻り防止が高い【アクティブスキン】

(アクティブスキンロングスリーブ・女性用ブルー)

【フィット感】しなやかな着心地
【生地の薄さ】肌が透けない厚さ
【特徴】ドライレイヤーの中でもメッシュ感のない厚手の生地で、濡れ戻り防止が高いのがアクティブスキン。水中・雪上スポーツなどシビアな低温環境下でも、保温性を重視したシリーズです。

アクティビティと季節ごとのおすすめドライレイヤーは?

海・山・川、そして四季を通して自然に寄り添いながら楽しむアウトドアスポーツ。オールシーズン・オールラウンドに着用できるスキンメッシュでも快適にアウトドアスポーツを楽しめますが、よりパフォーマンスがアップできる組み合わせの一例を紹介します!

ランニング・トレラン、自転車

移動スピードと向かってくる風にさらされるスポーツには、トップスは腕が動かしやすいタンクトップ、ボトムスは足の付け根が擦れないようボクサーがおすすめ。
●残雪期と春から秋まで → 【パワーメッシュ】発汗量の多いスポーツと暑い季節に対応
●冬期および厳冬期 → 【スキンメッシュ】汗抜けと暖かさを確保

【筆者のおすすめアイテム】

雨や汗で濡れた腕は冷えてしまい、どんどん体温が奪われていきます。「アクティブスキンアームカバー」で防寒と雨対策を。

歩行と休憩を繰り返す登山では体温の変動が大きくなります。トップスは長袖や半袖、ボトムスはタイツなどで体温低下を防ぎましょう。
●残雪期と春~秋まで → スキンメッシュはオールシーズン対応
●冬期 → アクティブスキンで雪山でも動きやすさを
●厳冬期 → アクティブスキンでシビアな環境でも保温性をプラス

バックカントリースキー・ボード

バックカントリースキーとスノーボードは、山を登る時は汗をかいて滑走時は全身に風があたります。長袖やタイツを選んで、激しい体温の変化による汗冷えを防いで保温しましょう。
●残雪期 → 【スキンメッシュ】オールラウンドに対応
●冬期 → 【アクティブスキン】高い保温性と濡れ戻り防止で体を守る

【筆者のおすすめアイテム】
「アクティブスキンバラクラバ」は、強風や口元の凍り付き防止に最適です。アイスクライミングにもピッタリ。

沢登り

沢登りは足元や体が水に濡れ、濡れたままの体は暖かい季節でも冷えを感じます。沢登りは季節を問わず、水中での保温性に優れたアクティブスキンが最適です。
●暖かい季節 → 【アクティブスキン】メッシュ状のゴムは水を含みにくく、濡れ戻り防止効果が抜群
●寒さが厳しい季節 → 【アクティブスキン】重ね着しやすいので保温調整が簡単

【筆者のおすすめアイテム】
沢登り専用ソックスの下に履くと、アプローチや下山時でも不快感が軽減されます!

アクティブスキンシリーズにも三層構造のブラカップが。フィットブラで冷えからバストを守ります。

どうしたらいい?女性の下着問題Q&A

ドライレイヤーは素肌に直接着用します。でも女性は特に「ちょっと待って!?こんな時はどんな風に着ればいいの?」なんて疑問が浮かびませんか?女性の下着事情をQ&A;で見てみましょう!

Q: ドライレイヤーのロングスリーブなどはあるけど、下着は普通の吸汗速乾性のスポーツブラしかない。ドライレイヤーとの着用の仕方は?
A: まずドライレイヤーを素肌に着て、その上にスポーツブラを付けましょう。ドライレイヤーが直接肌に触れることがポイントです。

Q: 女性用のドライレイヤーはフィットブラやロングスリーブ、タンクトップなどいくつもの種類が。フィットブラの上に登山用Tシャツじゃだめ?
A: 背中や腹部の濡れ冷えを軽減するために、フィットブラの上にはドライレイヤーのタンクトップやTシャツなどを着用しましょう。ブラタンクトップなら上に登山用TシャツでOK!

Q: 生理の時はショーツの中が特に蒸れるし臭いも気になるんだけど・・・。
A: そんな時は「スキンメッシュ サニタリーショーツ」がおすすめ!蒸れや臭い、ナプキンのズレ防止の機能があり、カラーもブラックで安心です。

ドライレイヤーはアウトドアスポーツの頼もしい味方!

アウターウェアの選択はバッチリでもインナーウェアにも気を配らないと、疲労感や不快感が溜まるばかり。突然天気が変わりやすい自然環境にドライレイヤーを着用すれば、快適にアウトドアスポーツを楽しめます!

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