星澤ジュニアが「どさんこワイド179」金曜の料理を担当! 木村洋二アナは土曜のラジオの顔に

STV札幌テレビ放送の2019年春のテレビ・ラジオの改編記者発表が3月25日、同局で行われ、福永俊介アナウンサー、大家彩香アナウンサーらが出席した。会見では、「どさんこワイド179」(月~金曜午後3:48、北海道ローカル)の人気コーナー「奥さまここでもう一品」の金曜をクッキングキャスター・星澤幸子の息子の星澤雅也氏が担当することや、「どさんこワイド朝」(月~金曜午前5:00、北海道ローカル)がよりフレッシュな顔ぶれとなることなどが発表された。また、36年続いた「日高晤郎ショー」の後継ラジオ番組として、木村洋二アナウンサーがパーソナリティーを務める「ごきげんようじ」(土曜午前8:00。初回は4月6日)をスタートさせることが明かされた。

「どさんこワイド179」は2020年10月に30年目を迎える同局の看板的情報ワイド番組で、星澤幸子キャスターがオリジナルレシピを披露する「奥さまここでもう一品」は番組当初から続く名物コーナー。会見では、星澤幸子・雅也親子がそろって登場。星澤幸子キャスターは「担当して28年目になるが、飽きることは一切ない。食は人生をアートするという気持ちで取り組み、世界最高レベルの北海道の食材をどう手軽に美しく、美味しく提供できるかを追求したい」とコメント。星澤雅也キャスターは「たとえばフライパンひとつでできるものなど、週末に家族で挑戦できるようなレシピを考えたい」と意気込みを述べ、福永アナから「新しいレジェンドになってほしい」とエールが送られた。また、同番組の新気象予報士となる一木玲美は「現地リポートを含めて季節の話題を伝えたい」、新メンバーの北本隆雄アナウンサーは「スタジオから飛び出して道内を回るので、会った方々の表情を伝えられるアナウンサーになりたい」と抱負を述べた。

会見には、平均年齢27歳という「どさんこワイド朝」のキャスター陣も勢ぞろい。レギュラーメンバーとなる久保朱莉アナウンサーは「視聴者が気持ち良く1日をスタートできるように楽しく伝えたい」、西尾優希アナウンサーは「肌感覚も大切に朝の天気情報を届けたい」と笑顔。スポーツコーナーを担当する工藤聖太アナウンサーは「スポーツや選手を身近に感じてもらえるよう、親しみを持って伝えたい」、佐藤宏樹アナウンサーは「現場で感じた雰囲気や監督の声も交えて立体的に伝えたい」と意気込みを語った。新気象予報士の青山竜は、大家アナからの「好きな天気は?」という質問に「台風一過」と回答。「その心は?」と小出朗アナに突っ込まれると、「台風が過ぎ去った後の澄み渡った青空がいい。そんな奇麗な番組を目指したい」と答え、笑いが起こった。

一方、STVラジオの4月改編の目玉となる「ごきげんようじ」は、木村アナが熊谷明美アナウンサーとともに井戸端会議的なトークを展開するバラエティ番組。会見に出席した木村アナは「入社2年目の頃、ラジオのワイド番組で3分間の中継を担当したら、ある記者が『3分間の魔術師』と書いてくれたのがうれしかった」と振り返り、「今年で還暦だが、もうひと花咲かせたい。今度は“6時間の魔法使い”と呼ばれたい」と“木村節”を展開。昨年4月に亡くなった人気ラジオパーソナリティー・日高晤郎さんの番組枠を引き継ぐことについて「日高さんが守ってこられた時間を譲り受け、新しいものを作るので温かい目で見守ってほしい」と話した。中継リポーターを担当する伊藤祐輔は札幌でお笑いコンビ「センチメンタル」を組む芸人で、「こういう仕事は初めてで右も左も分かりません」と緊張しつつ、「僕の限られた力を全力で出したい」と意気込みを新たにしていた。

同局はこのほか、北海道スポーツの未来を担うアスリートを発掘・応援する新番組「とれハン!GO!GO!どさんこアスリート」(土曜午前9:25、北海道ローカル。初回は4月27日)や、9月に開幕するラグビーW杯2019日本大会に向けた新番組を制作。また、札幌でカルト的な人気を集める「シークレット歌劇団0931」の銀河祐、紅雅みすずがパーソナリティーを務める新ラジオ番組「貴族の時間」(日曜午後10:30)もスタートする。

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