今やパリ・サンジェルマンで最も注目を集めているのはFWキリアン・ムバッペだ。以前はネイマールがチームNo.1のスターで、レアル・マドリード移籍案など様々な噂が出ていた。しかしレアルの指揮官に復帰したジネディーヌ・ジダンはネイマールよりムバッペを欲しがっていると言われており、2人の人気は逆転してしまったように思える。
ムバッペもこのままパリ・サンジェルマンでキャリアを終えることは考えにくく、問題はいつチームを離れるのかだ。仏『Le Parisien』は、2020年にそのタイミングがくると見ている。2020年と言えばEUROが開催される年で、ここで何らかの動きがあるかもしれない。
「ムバッペは次のシーズンもフランスに残るだろう。PSGは彼を売却しない。ただし、ムバッペはEURO2020の前か後にはさようならと言うかもしれない」
このように伝えられており、EURO2020は1つのきっかけとなるかもしれない。パリ・サンジェルマンは今季チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・ユナイテッドに悪夢の逆転負けを喫してしまい、ムバッペは来季のリベンジを誓っていた。ひとまず来季はパリの一員としてチャンピオンズリーグ制覇を目指すのだろう。
ロシアワールドカップを制したフランス代表はEURO2020でも頂点を狙ってくる。それをも制すればムバッペは歴史的なスーパースターとなるだろうが、フランスを離れるのはいつになるのか。
