非弁提携疑いの弁護士、不起訴処分に 横浜地検

横浜地検

 横浜地検は28日、弁護士資格のない男性に法律事務を担わせたとして、弁護士法違反(非弁提携行為)の疑いで告発された男性弁護士(38)を不起訴処分にした。理由は明らかにしていない。

 男性弁護士は、当時所属していた事務所の男性に、弁護士資格がないのに法律事務を担わせる「非弁提携」を行ったとして、神奈川県弁護士会から2017年9月に業務停止1年6カ月の懲戒処分を受け、告発された。さらに、業務停止期間中にもかかわらず弁護士業務に携わったとして、今月8日には退会命令の懲戒処分を受けた。

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