津波避難に自転車活用 檍地域で山口大2年間研究

津波に備えるセミナーで研究成果の説明をする村上准教授(右)

 南海トラフ巨大地震による津波が発生した際、避難に自転車が活用できるかについて、宮崎市・檍地域で山口大のグループが2年にわたり研究している。避難に要する時間の予測や住民への避難意識の調査などを実施。今後も研究を継続し、住民に自転車での避難の可能性を示したいとしている。

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