「観桜会」で日中交流 在長崎中国総領事館

 長崎市橋口町の在長崎中国総領事館で30日、恒例の「観桜会」があり、政界関係者や地域住民ら約680人が、ソメイヨシノやオオシマザクラなどをめでながら談笑し、交流を深めた。
 劉亜明(りゅうあめい)総領事は「うららかな春の中、みなさまと友情を高め合うことができ非常にうれしい。今後も各分野で交流を推し進めたい」とあいさつ。中村法道知事が「今年も開放していただき、県民との交流を設けてもらい感謝している」と述べた。
 長崎吼獅(こうし)会による獅子舞や市立山里中吹奏楽部の演奏、雅新体操クラブの軽やかな演舞などが会場に花を添えた。市立山里小2年の田島花純さん(8)は「白いサクラがきれい。毎年来ていて、いつも変面ショーが楽しみ」と話した。
 観桜会は2013年に初めて開き、開館30周年の15年から毎年実施している。

獅子舞の演舞に笑顔を見せる劉総領事(前列左から2人目)ら=在長崎中国総領事館

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