F1 Topic:スタートシグナル問題で、FIAが“リピーターライト”と呼ばれる予備のシグナル追加

 F1第2戦バーレーンGPの土曜日、FIAはバーレーンGPでリピーターライトと呼ばれる予備のシグナルを追加する決定を下した。

 リピーターライトは、スタートライン上に設置されているメインのスタートシグナルが確認できない可能性がある後方グリッドのドライバー用に、後方グリッドのアウト側のフェンスに設置する。

この予備シグナルで後方のドライバーたちがシグナルを視認できるようになる

 土曜日にバーレーン・インターナショナル・サーキットのメインストレートを確認すると、 リピーターライトは13番グリッドの斜め前方のアウト側に設置されていた。ただし、リピーターライトは縦にふたつしかライトはない。

13番グリッドの斜め前方のアウト側に設置されたリピーターライト

 FIAのスポークスマンによれば、「リピーターライトに付いているふたつのシグナルは、5つのライトがあるメインのスタートシグナルの4番目と5番目の役割を果たし、メインのスタートシグナルの4番目が赤く点灯したときに、リピーターライトの上のライトが赤く点灯し、メインのスタートシグナルの5番目が点灯したときに、リピーターライトの下のライトが赤く点灯。その後、同時にブラックアウトする」

 このシステムが中国GPでも採用されるかどうかは、「バーレーンGPの結果を見て、再度判断したい」(FIAスポークスマン)という。

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