織り姫3人、ことしは女子大生、カフェ店員ら 平塚、七夕まつりでデビューへ

 日本三大七夕祭りの一つ「湘南ひらつか七夕まつり」(7月5~7日)を盛り上げる織り姫3人が30日、決定した。七夕まつりと同時にデビュー、1年間にわたって神奈川県平塚市の魅力をアピールしていく。

 織り姫に選ばれたのは、今春から鎌倉女子大学1年生となる鈴木夏音(かのん)さん(18)=平塚市、同じく津田塾大学4年生となる瀬尾麗(うらら)さん(21)=伊勢原市、カフェ店員の平井美紅(みく)さん(25)=小田原市。約1万3千票のインターネット投票などによって選ばれた。

 平塚生まれの鈴木さんは子どもの頃から毎年、友達と一緒に通い、七夕まつりへの思い入れは人一倍強いという。「食べることが好きなので、平塚のおいしい食べ物の食レポに挑戦したい」と意欲を見せる。

 瀬尾さんも小学生の頃に七夕まつりへ行き、織り姫に憧れるようになったという。フィギュアスケートを10年以上続けているといい、「持ち前の明るさで外国人観光客にも積極的にPRしたい」と意気込む。

 平井さんは大学時代、ダンスサークルのメンバーとしてサッカーの湘南ベルマーレの試合前にダンスパフォーマンスをしたことも。「新しいことに挑戦したくて織り姫に応募した。一緒に七夕まつりを盛り上げられれば」と話した。

 今年で69回目となる七夕まつりは地元商店街などでつくる実行委員会の主催で、JR平塚駅前の湘南スターモール商店街をメイン会場に開かれる。

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