メクル第358号 声出し、素早い移動心がけ 魚目小ミニバスケットボールクラブ

 ドリブルの軽快(けいかい)な音が体育館に響(ひび)きます。新上五島町榎津郷(えのきづごう)にある町立魚目(うおのめ)小のミニバスケットボールクラブ。6月にある県下ミニバスケットボール選手権(せんしゅけん)大会上五島地区予選などに向け、週2回の練習に励(はげ)んでいます。
 クラブには男女計約20人が所属(しょぞく)しています。練習時間は毎回約2時間。ランニングとストレッチをした後、ドリブルやシュート練習、紅白戦(こうはくせん)に臨(のぞ)みます。
 チームの合言葉は「バスケットは本気でやろう」。元気な声出しや素早(すばや)い移動(いどう)を心がけています。
 4月から女子キャプテンとなる5年の永田涼華(ながたすずか)さん(11)は「シュートが決まったときは、やったと言いたくなる。仲のいいチームとしてがんばっていきたい」と抱負(ほうふ)を語りました。3年の瀬戸幸之介(せとこうのすけ)君(9)は「友達に誘(さそ)われて2年生の5月ごろ入った。試合が一番好きで、パスをもらえるとうれしい」と話しました。

紅白戦で技を磨く児童=魚目小体育館

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