障害者目線の整備遅れ 福祉避難所

地域住民と障害者が共に避難所運営について考えたワークショップ。多くの人が障害に理解を深める政策が求められている=3月1日午後、宮崎市・宮崎大

 もし災害が今起きたら、障害者に支援は届くのか-。宮崎大教育学部で特別支援教育を専攻する後藤菜々美さん(19)ら学生4人は昨年夏ごろから、災害時の障害者支援について考え始めた。そして今年3月1日、宮崎市の同大学・木花キャンパスで障害者や地域住民ら約60人が参加するワークショップ「みんなで考える災害避難所」を開いた。

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