桜フェスタなどイベントにぎわう ライトアップも 伊勢原

模擬店が並ぶ中、手作りの絵灯ろうを手にする子どもたち=伊勢原市の総合運動公園

 神奈川県伊勢原市西富岡の総合運動公園で3月31日、「桜フェスタ」など三つのイベントが開かれ、親子連れが桜を眺めながら音楽演奏や買い物を楽しんだ。

 約300本の桜が植えられている公園の魅力を広めようと始まったフェスタは、公園指定管理者の“元気な伊勢原づくり”共同事業体が毎年開いている。

 中央広場近くの階段に飾る紙製の絵灯ろう作りが行われ、子どもたちが花や太陽を色鉛筆やペンで描き、高さ約20センチの作品に仕上げた。中に電球が仕込まれ、訪れる人の足元を照らした。厚木市から家族で訪れた保育園児(5)は「楽しかった。見る人に、うれしい気持ちになってもらいたい」と話した。公園内4カ所を回ると商品がもらえるスタンプラリーも人気を集めた。

 市民有志のNPO法人イセハライクが主催する「イセハライチ」も開かれ、手作りのパンやそばなど25店舗が並んだ。芝生広場では地元野菜やカレーなど約60の模擬店が出店する中、音楽演奏も楽しむ「山のオーガニックマーケット」も開催。いずれも多くの人でにぎわった。

 公園では4月3日まで桜のライトアップを行う。午後6時から同9時まで。荒天中止。問い合わせは、“元気な伊勢原づくり”共同事業体電話0463(92)3536。

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