かつて中村俊輔も戦ったオールド・ファーム。セルティックとレンジャーズがしのぎを削る世界屈指のダービーだ。
スティーヴン・ジェラード監督が率いるレンジャーズはセルティック・パークに乗り込んでダービーに挑んだが、2人の退場者を出すなどして1-2で敗れた。
最初に退場したのはコロンビア人FWアルフレド・モレロス。22歳のエースは老獪な相手MFスコット・ブラウンに足を踏まれたことで激昂してエルボーを見舞ってしまった。
レンジャーズで得点を量産するモレロスだが、なんと今季5度目の退場(イエローカードも15枚)。『BBC』によれば、ジェラード監督はモレロスについてこう述べていたそう。
スティーヴン・ジェラード(レンジャーズ監督)
「話し合いをすることになる。
彼が挑発されていたのは確かだが、こういうことが多過ぎる。
私はもう十分すぎるほどアルフレドを守ってきた。もう彼を擁護できない。
彼はクラブ内部で処分されるだろう」
曲者ブラウンの挑発にまんまと引っ掛かってしまった形だが、モレロスの自制心の無さは何度も問題になってきたようだ。
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公式戦5試合勝ちがないレンジャーズ。首位セルティックとの勝点差は13ポイントまで開いてしまった。