天然藍染・手織りの作品250点 森山虎雄・哲浩 久留米絣展 3月27日から4月2日まで 

▲森山哲浩さん

 「森山虎雄・哲浩久留米絣展」が、3月27日から4月2日(火)まで、山口井筒屋(山口市中市町3)5階美術ギャラリーで開催される。

 国指定の重要無形文化財である久留米絣は、福岡・筑後地方で200年以上の歴史を持つ伝統工芸。森山さんらが活動する森山絣工房(福岡県八女郡広川町、TEL0943-32-0023)は、江戸時代の終わりに創業した。染めに徳島産の最高級すくも(藍の葉が原料の染料)を使用し、絣のデザインから手括り・藍染・手織りに至るまで30工程もの手作業を経た同工房の作品は、久留米絣本来の「小柄」が特長。

 会場では、反物やワンピース、スカート、ブラウス、バッグ、巾着、ショールなど約250点が展示販売される。

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