バルセロナFWリオネル・メッシとユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドは常に比較されてきたが、どちらが上かを決めるのは難しい。サッカーファンそれぞれの好みの問題となってくるだろう。
かつてマンチェスター・ユナイテッドで会長を務めたマーティン・エドワード氏は、マンUでロナウドを見た経験がありながらもメッシの方が好みと主張する。もちろんロナウドの能力は認めているが、チームのことを優先して考えているのはメッシの方だと感じているのだ。同氏がメッシをプッシュする理由はそこにある。
伊『TuttoSport』によると、同氏は「クリスティアーノはスペシャルな選手だ。持って生まれた才能に加え、毎日すごい努力を重ねているからね。彼はいまだに世界最高か?クリスティアーノはファンタスティックだが、彼は個人にフォーカスを当てているからね。それこそ私がメッシを選ぶ理由で、彼はロナウドと違ってチームを何よりも上に置いている」と語っている。
なかなか厳しい意見だが、ロナウドが個人の成績にこだわってきたのは間違いない。常に自身の得点でチームを勝利に導こうとする強い気持ちがあり、それがここまでの成功につながってきたのだ。一方でメッシはバルセロナ一筋を貫き、その哲学に合わせた中で得点やアシストを量産している。エゴイスティックなのはロナウドの方だろう。