99人と5団体の貢献表彰 佐世保市の市制施行記念式典

朝長市長(右)から表彰状を受け取る市政功労者=アルカスSASEBO

 長崎県佐世保市の市制施行117周年記念式典は1日、三浦町のアルカスSASEBOであり、教育文化や社会事業などの分野で貢献した99人と5団体を表彰した。

 佐世保市は1902年4月1日に村から市に昇格した。朝長則男市長は「海軍の町から基地の町と歩み、今では観光などで新しい歩みを進めている」と述べ、今年で佐世保鎮守府開庁と佐世保港開港から130年を迎えることを紹介。「市民の皆さんと記念すべき1年を盛り上げたい」と呼び掛けた。

 市政功労者の表彰では、市教育委員を8年務めた久田和之さん=大宮町=に代表で表彰状を授与。「させぼ夢大学」の運営などで特別功労の表彰を受けた近藤正人さん=今福町=が「表彰をきっかけに佐世保市のため、市民のために精進したい」と感謝を述べた。

© 株式会社長崎新聞社