テレビ朝日で放送中の「サイキ道」（隔週日曜深夜2：55）で、「まいっちんぐマチコ先生」のリブート企画として、その主人公である麻衣マチコが、バーチャルYouTuber（VTuber）としてデビューした。
同番組は、同局のコンテンツを紹介する一方、過去の名作をリブート（再起動）したり、次世代のサイキ（才気）を世に送り出す番組で、地上波で初めてバーチャルYouTuberの電脳少女シロをMCとして抜てきするなど、VTuber業界でも注目度が高い。
「まいっちんぐ！」のセリフで知られる「まいっちんぐマチコ先生」は、1980年代から大ブームとなり、今なお舞台化などもされている、えびはら武司氏の人気漫画。番組では、そのマチコ先生を現代風にアレンジしてショートアニメなどを制作してきたが、昨年秋ごろより「マチコ先生VTuber化計画」が始動。デザインを公募するなど視聴者を巻き込み、このたび晴れてデビューとなった。3月31日の放送では、マチコ先生が番組に出演して番組MCの電脳少女シロと共演。直接会話をする場面が披露されたが、4月1日よりYouTubeで動画投稿が開始されている。
マチコ先生は「道徳」「生物」「音楽」「芸術」「休日」の5教科を教えるが、それぞれの科目でマチコ先生のキャラが異なり、「道徳」は生配信で視聴者のお悩み相談に挑戦し、「生物」は昆虫好きのマチコ先生がその熱い思いを動画にぶつける。「音楽」は好きなジャンルばかりの偏った授業となり、「芸術」では得意なイラストや朗読にチャレンジ、「休日」はゲーム実況をするとのこと。“五者五様”のマチコ先生の活躍は要注目だ。
