SixTONES、Snow Man、Travis Japan単独ライブタイトルに込めた思い

3月21~3月26日にかけて横浜アリーナで単独ライブを行ったジャニーズJr.のSixTONES、Snow Man、Travis Japanのメンバーが25日、同地で囲み会見を行った。

3組はそれぞれ「CHANGE THE ERA-201ix-」「雪 Man in the Show」「ぷれぜんと」というタイトルを付けてライブを実施。SixTONESの「CHANGE THE ERA-201ix-」を「僕たちが時代を変えようと意味で付けました」とジェシー。「201ix」についても田中樹が「“ix”が“9”と読めるので。これも今しかできない、SixTONESだからこそ付けられたタイトルです」と語り、ロゴは京本大我が描いたことも明かした。

Snow Manの「雪 Man in the Show」という言葉は渡辺翔太が提案したそうで、「グループ名をタイトルに入れてもっと『Snow Man』という言葉を推した方がいいんじゃないかと。あと『Man in』には『満員になるように』という願いも込められています。ちょっとオシャレなダジャレです」とニンマリ。また、「雪」は「Snow」とも読める飾り文字で、これは阿部亮平が筆ペンで仕上げたもの。「滝沢くんが『滝沢歌舞伎』でやっていた『LOVE』の文字が『命』に変化する趣向から、インスピレーションを受けました」と岩本照。

Travis Japanの「ぷれぜんと」については、中村海人と宮近海斗が「僕たち7人からファンの人にプレゼントを送るっていう意味で付けました」(中村)、「プレゼントってやっぱり忘れられない特別なものじゃないですか。ファンの人たちに特別な思いを残していただきたいし、ライブがそういうものになればいいなという願掛けです」(宮近)と説明した。

またこの日、Snow Man、Travis Japan、なにわ男子による合同公演「ジャニーズJr.2019」が5月25・26日に埼玉スーパーアリーナで行われることも発表。宮近は「3グループでやるのは初めてなので、なにわ男子の風やSnow Manの刺激も受けられるかと。お互いがいいものを作っていけば最高のライブになるんじゃないかなって思っています」と意気込みを語った。関西ジャニーズJr.出身のSnow Man・向井康二は「なにわ男子は強敵です。勝つつもりでやらないと」と闘志を燃やしながらも、「(発表になった)後で連絡を取ろうかと思います」と、なにわ男子メンバーとの絆も垣間見えた。

取材中は、向井やジェシーを中心に度々ボケトークが挟まれ、ツッコミ役の深澤辰哉は、てんてこ舞い。「Snow Man自体もけっこうボケる人が多いので。ふっか(深澤)さん大変ですよね」と向井が言うと、深澤は「いや俺は…いやでも、大変だね」と認めつつ「楽しいからOKです」と笑顔。むしろトークが滝沢の話題になった際には小声で向井に「滝沢くんの話してるぞ」と告げ、彼に「滝沢くんは引退しちゃったのでNGです!」と言わせるなど、積極的にボケを促すことも。一方、SixTONESとSnow Manを挟む形で両端に分かれて立っていたTravis Japanのメンバーは、自分たちのことを話すたびに目の前で向けられている大量のマイクが両側に忙しく動くのを見て、思わず苦笑い。特に中村は「マイクが来ると緊張しちゃう」と明かし、ほかのJr.たちを笑わせていた。

そのほか、同日に誕生日を迎えた宮舘涼太が「メンバーからたくさんメールを頂きました。それと一番うれしかったのは京本政樹さん。『時代劇の夢に向かって頑張れよ』という言葉などを、すごく長文でいただきました」との報告も。終始和気あいあい、全員の笑顔があふれる中で、会見の幕が閉じられた。

取材・文/松木智恵 撮影/古賀良郎

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