ミッドウィーク開催となったラ・リーガ第30節。2位アトレティコ・マドリードが本拠地ワンダ・メトロポリターノにジローナを迎えた。
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奇跡の逆転優勝に向けて1つでも多く勝ち点が欲しいアトレティコ。今シーズン3度の対戦全て引き分けに終わっているジローナに対し、今試合もがっぷり四つの展開となる。2トップを組んだアトレティコのアントワーヌ・グリーズマンやアルバロ・モラタに決定機が訪れれば、ジローナのセイドゥ・ドゥンビアが再三に渡りヘディングシュートを放つなど、互いに一歩も退かずスコアレスで試合を折り返す。
後半に入り、ゲームを優位に進めたのはホームのアトレティコだった。ミドルシュートやディフェンスラインの背後に抜け出してゴールを狙うなど、多様なパターンでジローナを攻め立てると、75分についにその時を迎える。グリーズマンのシュートのこぼれ球にディエゴ・ゴディンが頭で押し込むと、1度はオフサイドとなったものの、VARの結果ゴールが認められ、アトレティコが先制に成功する。
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後半アディショナルタイムにはアトレティコがロングカウンターを発動し、最後は独走状態となったグリーズマンが創造性豊かなループシュートでネットを揺らして勝負あり。エースと主将の得点で快勝し、アトレティコが週末のバルセロナ戦に向け弾みをつけた。