ミラン、痛恨の3試合白星なし 頭を抱えるガットゥーゾ「苦しい時期」

ガットゥーゾ監督はミランをCLへ導けるのか photo/Getty Images

ACミランは2日、セリエA第30節でウディネーゼをホームへ迎え入れた。前半終了間際の44分にクシシュトフ・ピョンテクのゴールで先制に成功するも、64分にカウンターから痛恨の失点。その後、両チームともに勝ち越しゴールを奪うことができず、試合は1-1のドローで終了のホイッスルを迎えた。

この結果、ミランはリーグ戦で3試合白星なし。昨年末から3月初旬にかけて10試合負けなし(第18節から第27節まで7勝3分)だった好調から一転して不調に陥り、目標とするチャンピオンズリーグ出場権獲得へ向けて足踏みすることとなった。試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督も「苦しい時期だ。シーズンを通して、どんなチームも陥ることだがね」と述べた。

そして「今日の試合は特に、ゴール後にフィジカルが落ちてしまった。でも諦めてはいけない。我々は何かに恐れるように、ブレーキをかけながらプレイしてしまっている。フィジカル面とメンタル面の両方で、エネルギーを必要としている」と話している。

現在4位につけているミランだが、5位アタランタと6位ラツィオの結果次第では、勝ち点差を「1」まで縮められてしまう可能性がある。6シーズンぶりのCL出場へ向けて、再び上昇気流に乗ることができるのか。

© 株式会社FACTORIES