宮崎市の宮崎観光ホテル(田川勝美社長)は、今月から始まった西館A棟(地上8階)の耐震改装工事の計画を一部見直し、ノーベル賞作家の川端康成(1899~1972年)が創作活動のため64(昭和39)年に滞在した「522号室」を残す方針を決めた。当時の間取りをそのまま生かしながら、部屋の耐震性を十分に確保。7月の工事完了後は、滞在当時をうかがい知る写真などを展示した客室「メモリアルルーム」(仮称)として生まれ変わらせる計画だ。
川端康成が愛した部屋、保存へ 宮崎観光ホテル
- Published
- 2019/04/04 08:03 (JST)
- Updated
- 2019/04/04 13:00 (JST)