諫早市独自の支援策紹介 商議所女性会 子育て情報誌リニューアル 夜間の小児救急医療、アレルギー対応給食…

リニューアルした「だいすき!ISAHAYAっこ いさはやで暮らす親子のための便利帳」

 子育て世代をサポートしようと、諫早商工会議所女性会(徳永久美会長)は、子育て情報誌「だいすき!ISAHAYAっこ いさはやで暮らす親子のための便利帳」をリニューアルした。夜間の小児救急医療に当たる市こども準夜診療センターや市立小、中学校のアレルギー対応給食など、市独自の子育て支援策の仕組みから利用方法をきめ細かく紹介している。
 情報誌は2008~10年度、3種類を発行。同女性会の役員6人が「2018がんばれ!子育て委員会」(原田千桂子委員長)を組織し、病児・一時保育、学童クラブなどの最新情報をまとめた。
 市独自の支援策の一つ、市こども準夜診療センターは毎日午後8時~11時、JCHO諫早総合病院(永昌東町)内に開設。市が諫早医師会に運営を委託し、市内の小児科開業医らが15歳以下を診療。学校給食では食物アレルギーを持つ児童、生徒の状況に応じ、品目を変更して提供している。
 原田委員長は「他市にはない子育て支援策が多く、仕組みも含めて便利さを知ってほしい」と編集方針を説明。徳永会長は「共働き家庭が増え、諫早市が子育てしやすい町であることをPRし、定住人口増加に役立ててほしい」と話した。
 A4判8ページ。5千部発行。市内主要施設で無料配布。諫早商工会議所のホームページにも掲載している。同会議所(電0957.22.3323)。

宮本市長(中央)にリニューアルした子育て情報誌を贈った諫早商工会議所女性会=諫早市役所

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