ナイジェリアのアリエン・ロッベンとも言われる若きアタッカーにとって、今季は非常に大きなシーズンとなった。そのアタッカーとは、ビジャレアルでプレイする19歳FWサムエル・チュクウェゼだ。
2018年9月にビジャレアルのトップチームでデビューしたチュクウェゼは、主に右サイドを主戦場とするレフティーのアタッカーだ。2018年にはナイジェリア代表にも選出され、ブレイクのシーズンとなった。
2日に行われたバルセロナ戦では1得点1アシストを記録。以前アーセナルも興味を示していたとされる逸材で、ナイジェリアサッカー界の今後を背負う選手の1人だ。
英『BBC』は、そのチュクウェゼがナイジェリア年間最優秀若手選手賞に選ばれたことを伝えている。チュクウェゼはベルギーのシャルルロワでプレイする20歳FWヴィクター・オシムヘン、ガラタサライでプレイする21歳FWヘンリー・オニェクルを抑えての受賞となり、今季は大ブレイクのシーズンになったと言えよう。
チュクウェゼはオシムヘンとともに2015年のU-17ワールドカップも制覇しており、そろそろA代表でも主力となっていく段階にある。チュクウェゼはナイジェリア代表の一員としてビッグトーナメントを戦うことを1つの夢としているようで、2019年はさらなる飛躍の1年にしたいところだ。