ミッドウィークに開催されたラ・リーガ第30節。3位レアル・マドリードがバレンシアが待つ敵地エスタディオ・メスタージャに乗り込んだ。
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ジネディーヌ・ジダン監督新体制から2連勝中のレアルは、シーズン終了後の選手の動向が騒がれる中、渦中のラファエル・ヴァランヌやマルセロが先発出場を果たした。今シーズン残りのリーグ戦を勝利で駆け抜けたいレアルだったが、公式戦16試合負けなしと盤石の強さを見せるバレンシアに苦戦を強いられる。すると35分、CKのクリアボールを拾ったゴンサロ・グエデスがカルロス・ソレールとのパス交換で抜け出し、ペナルティエリア中央から右足を一閃。ケイラ―・ナバスの意表を突いたシュートはゴール左に突き刺さり、レアルが先制を許してしまう。
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後半に入ってもバレンシアの勢いに押されるレアルは、83分に左サイドからのCKを与えると、ダニエル・パレホのクロスからエセキエル・ガライにヘディング弾を許し、痛恨の2失点目を喫する。劣勢を打開しようと後半アディショナルタイムにカリム・ベンゼマがリーグ2戦連続弾を挙げるものの、反撃はここまで。ジダン体制3試合目で早くも初黒星となった。