電気ウキ釣りのすゝめ
六畳一間の狼 SUUです!
突然ですが、ぼくは“電気ウキの夜釣り”が大好きです! ルアー釣りをメインで行ってはいますが、それと同じぐらいに電気ウキを愛しています(笑)
釣具屋時代は手軽に大物が釣りたい! と言われたら、必ず夜の電気ウキ釣りを紹介していたほど。
今回はそんな電気ウキ釣りのアツい魅力をお伝えします!
狙える魚種が広すぎるっ!
電気ウキ釣りはエサとハリスを変えることで狙える魚は多種多様!
アジ・クロダイ・キビレ・メジナ・タチウオ・スズキ・カサゴ・メバル……うーん、数えきれませんね(笑)
とにかくたくさんの魚が狙えちゃうんです!
底を狙えばカサゴなどの根魚も釣れます! ウキ釣りはエサを底からちょっと浮かせることができるので、底を狙っても根掛かりにくいのがいい所。
カマスは電気ウキで狙える代表的な魚。キビナゴやサンマの切り身などの身エサで釣ることができます。
群れで回遊してくる魚なので、入れ食いも夢ではありません!
他魚種狙いならこの餌!
サイズを選ばず様々な魚を釣りたいならアオイソメがおすすめ。苦手な方も多いかもしれませんが、なんでも釣れる優秀な万能エサです。
大抵の釣具屋さんで取り扱っているので、釣りに行った先で手に入りやすいのも嬉しい所。
まさかの大物も……!?
夜は魚の警戒心が緩む時間。日中にはなかなか釣れないような大型の魚が食ってくることが多々あります。
そういう魚に限ってウキがモゾモゾする程度の小さなあたりで、アワセてみたら重量感と強烈な引きにビックリ! なんてことも。
スズキは電気ウキで狙える魚の代表で、こんなサイズやこれ以上のサイズが釣れることも!青イソメやユムシといった虫エサで狙えます。
これは離島で釣れた「ホウライヒメジ」という魚。夜の電気ウキはどんな魚が釣れるかわからないのが魅力のひとつです。
まだ出会ったことのない魚に出会えるかもしれませんよ!
大物狙いならこの餌!
大物を狙うのであればサンマの切り身など”身エサ”と呼ばれるものがおすすめ。イソメと比べてアタリは少ないですが、大物が釣れる可能性が高いです。
上の写真のウツボとホウライヒメジも身エサで釣れた魚。身エサはどんな大物が掛かるかわからないドキドキがたまりません♪
のんびりした贅沢な時間
電気ウキ釣りは”待ち”の釣り。仕掛けを投入してのんびりアタリを待ちます。
海面に浮かぶ電気ウキをぼんやり眺めながらぼーっとしてみたり、ちょっと物思いにふけってみたり。普段の忙しい生活ではできないようなのんびりとした時間を過ごすことができます。
そんな時間の使い方って贅沢ですよね!
のんびりかと思いきや!?
のんびりをアタリを待っていると、突如として海中に引き込まれる電気ウキ。待ちに待った瞬間にドッキドキです♪
ゆっくりした時間が突如として緊張感のある時間に変わる瞬間、電気ウキ釣りの中でこの瞬間が一番好きです!
ルアー釣りの道具も代用できちゃう
電気ウキ釣りはルアータックルで代用可能。シーバスロッドやエギングロッドが使いやすいですが、バスロッドやメバルロッドでも問題ありません。
ただし、仕掛けの総重量がロッドの適合ウェイトを超えないように気を付けてください。
他にも3メートル前後の小継ぎの磯竿も使いやすいですよ!
道糸はナイロンがオススメ
ラインはナイロンがおすすめ。ルアーで主流のPEラインはコシがないため、ウキやオモリと絡みやすいからです。
ナイロンラインの1.5~3.0号をチョイスしましょう。
一工夫で釣果に差が出る!?
電気ウキ釣りはウキ下と呼ばれるウキからハリまでの距離を調節することで、狙いの深さを変えることが可能です!
根魚やクロダイ・キビレを狙うのであればエサが底すれすれくらい、タチウオやカマスを狙うのであれば中層よりも上、といった具合に、釣り場の水深や釣りたい魚に応じてウキ下を変えることが重要です。
SUUの電気ウキタックルはこれだ!
ぼくの電気ウキ釣りタックルをご紹介します。ぜひ電気ウキデビューの参考にしてください!
竿はルアーロッド
オリジナルの8フィート3インチのロッドを使用しています。シーバスロッドで言うところのライトクラスのロッドです!
ぼくの場合8フィートが長すぎず短すぎない長さで、もっとも使いやすく感じていますよ。
小型のスピニングリール
リールは1500番サイズの小型を使用。
1500番に特に意味はありませんが、ナイロン1.5~3.0号を100メートル巻けるサイズであれば何番でもOKです。
道糸はナイロン2号
漁港で釣りをするときのメインはナイロン2号。夜でも見やすいように蛍光イエローやホワイト系の糸を好んで使っています。
狙いの魚が大きな場合や、デカい魚が釣れる可能性が高い場合はあらかじめ3号以上に巻き替えることもありますよ!
夜の電気ウキは楽しい
電気ウキ釣りにはのんびりした時間とアタリが出たときの興奮、そしてどんな大物が掛かるかわからないドキドキがあります。
ルアーのゲームフィッシングも面白いですが、たまには違った釣りの楽しみを味わってみるのはいかがでしょうか?