楽天、11点圧勝で怒涛の5連勝! 斎藤佑を初回に攻略、6回には大量8得点

初回に楽天・茂木栄五郎が日本ハム先発の斎藤佑樹から先制適時打を放つ【画像:(C)PLM】

先発のドラフト4位弓削は5回途中まで1失点粘投、初勝利はならず

■楽天 11-2 日本ハム(4日・楽天生命パーク)

 楽天が、今季初の2桁得点で怒涛の5連勝とした。4日、本拠地楽天生命パークでの日本ハム戦。初回に先発の斎藤佑から3点を先制すると、6回には打者12人の猛攻で大量8得点をあげて大勝した。

 初回、今季初先発の斎藤佑に襲いかかった。先頭の田中が中前安打で出塁すると、茂木が右中間を破る適時二塁打。打者2人、わずか12球で先制点を奪うと、さらに2死二、三塁のチャンスで銀次が右前への2点適時打を放ち、幸先良く3点を先制した。

 6回にはビッグイニングを作った。苦戦を強いられていた2番手の上原から銀次の二塁打、辰己の四球でチャンスを作り、嶋の適時二塁打で2点を追加。さらに浅村の走者一掃の適時三塁打や島内の適時内野安打、銀次のこの回2本目の安打となる適時二塁打などで加点し、この回6安打3四球を集中して8点を奪って試合を決めた。

 先発のドラフト4位ルーキーは毎回のように走者を背負う苦しい投球となったが、粘りの投球で5回途中1失点。勝利投手まであとアウト2つのところで降板となり、初登板初先発初白星はならなかったものの、何とか試合を作った。その後は5回途中からはリリーフ陣がリードを守って大勝。弓削のあとを受けた2番手の石橋が今季2勝目。楽天は本拠地開幕3連勝と勢いに乗っている。(Full-Count編集部)

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