小型のファミキャンテント!?ogawaの「ヴィガス」は1~3人キャンプにぴったり 2ルームテントといえば、ファミキャンという印象が強いですよね。しかし今回ご紹介するogawaのヴィガスは、2~3人仕様のコンパクトな2ルームテント。ファミリー、時々デュオ、たまにソロキャンプも楽しみたいという方は要チェックですよ!

このサイズ感、意外に見当たらないかも……

今はファミリーキャンプがメインだけれど、子供が大きくなったら夫婦でデュオ、もしくはソロの機会も増えるかもしれない……。そうなると今のテントでは大きすぎるんだよなぁ。

そんな悩みをお持ちの方、ぜひogawaの「ヴィガス」を検討してみてはいかがでしょうか?

ヴィガスは2~3人仕様の2ルームテント。ソロなら贅沢な広さ、デュオでも余裕、3人家族でちょうどいい、なんとも絶妙なサイズ感のテントなのです。

では、具体的にはどれくらいの広さなのでしょうか? ヴィガスの魅力とともにお伝えしたいと思います。

ソロとしてもいい!ヴィガスが欲しくなる3つの魅力

① ソロ、デュオ、ファミリーで使える絶妙な広さ

2~3人用のテントの中でも、ヴィガスはとくに前室(リビングスペース)の広いテント。横幅約258×奥行195cmもあり、同社の「アルミGIベッド」(長さ約190×幅66cm)のコットを縦に2つ並べて置くことができるほど。

しかも室内高は最大で192㎝もあるため、圧迫感も少なさも魅力の1つです。

インナーテントは約220㎝×150㎝と、大人2人でも少し余裕のあるサイズ感。大人2人、子供1人の3人家族で寝ることもできますが、人によっては窮屈に感じてしまう場合も。

そんなときはインナーテントを2人、リビングルームで1人というように、寝床を分散させるのがおすすめです。

ちなみにインナーテントは同社の2~3人用のドーム型テント「ステイシーST-2」とまったく同じサイズ。ステイシーST-2は、ソロやデュオキャンプがメインの方におすすめのモデルです。

② メッシュ付きのリビングルームで夏も快適に

ヴィガスの前室には、正面と両サイドに2ヶ所ずつ、計5ヶ所にメッシュがあり、3方向から風が入るようになっています。

またインナーテントのドアパネルも、前後ともメッシュに切り替えられるので、そのときの気温にあった温度調節が可能です。

ヴィガスはこのステイシーと同じ寝室の広さで、前室がより広く全高もより高い。そしてヴィガスの前室はほとんどフルメッシュになるほど、通気性にこだわっている。

寝室後部もメッシュになるので、夏でも快適だ。(出典:Riders HUB)

③ ドアパネルはポケットに収納!

インナーテントの内側には大きなポケットが配備されており、出入口のドアパネルを収納することができます。

開けるたびにドアパネルを巻いてトグルで留めるという、地味だけれど意外と手間に感じる部分を省略できるのは嬉しいところ。

④ タープ不要説!?

いくら前室が広いといっても、物を置くとやはり3人では窮屈……。そんなときは、ポールを追加して正面のパネルを跳ね上げれば、あっという間にキャノピーの完成。

前室スペースが拡張するだけでなく、オープンタープ並みの開放感も手に入っちゃいます。

⑤ 寒い時期も大活躍!

全面にスカートがついているので、1年中活躍してくれるヴィガス。フライシートと地面の隙間から侵入してくる冷気をしっかり遮断し、室内の温度を下がりにくくしてくれるので、寒い時期のキャンプも安心です。

⑥ DODのカンガルーテントMとシンデレラフィット!

付属のインナーテントを使わず、カンガルースタイルを実現しているベテランキャンパーを発見!

上の写真を左にスライドさせると、DODの「カンガルーテントM」をINさせている様子がうかがえます。寒い時期は、やはりこのスタイルに限りますね。

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ヴィガスのここが気になる

魅力だらけのヴィガスですが、愛用者の口コミを見てみると気になる部分も出てきました。

① 後室のパネルはメッシュにならない

ヴィガスの後室側のパネルはメッシュになりません。なので通気性をアップさせたいときは、インナーテントの背面をメッシュにして後室のパネルを巻き上げる手順が必要です。

② ランタンフックがない

インナーテントにもリビングスペースにも、ランタンフックがついていません。なので愛用しているキャンパーさんは、さまざまな工夫を凝らしてランタンを吊り下げています。

たとえば、ランタンフックを使ったり、トグルの根本とインナーテントの接続部のリングにロープをかけて吊るしたり。また上の写真を右にスライドさせた5枚目の写真から見られるマグネットを活用したアイデアなど、あの手この手を使ってランタンを吊り下げています。

気になる設営方法は?

ヴィガスのフレームは、メインポール2本とフロントポール1本、リッジポール1本の計4本で成り立っています。

まずはドーム型テントと同様に、スリーブに通し交差させた2本のポールを立ち上げ、あとは出入口にくの字のフロントポールを通せば前室部はほぼ完成。

インナーテントの出入口(上写真で色が切り替わっている境目)の天井部にあるスリーブにリッジポールを通せば、フライシートの完成です。

フライシートが自立したら、あとは室内からインナーテントを吊り下げるだけ。突然雨が降り出してきても、インナーテントを濡らすことなく設置できるのは嬉しいポイントです。

ヴィガスはシンプルな構造なので、初心者でも設営しやすいテント。2人で設営する方が効率はいいですが、1人で設営できてしまうという声も多く見受けられました。

設置のしやすさは1人でも設置出来ます!説明書には2人でって書いてありますが。(出典:楽天市場

換気できるところも豊富でテント設営撤収もかなり楽。インナーは吊り下げ式で後から付けられるのもいい。(出典:楽天市場

ソロ、デュオ、ファミリー、何でもOKの万能テント、ヴィガス!

ソロもデュオもファミリーも楽しめるコンパクトな2ルームテント、ヴィガス。開放的な広いリビング、設営のしやすさ、スカート付きで1年中使えるなど、魅力が盛りだくさんでした。

2幕目は未来のキャンプスタイルを想像しながら選ぶ、というのもテント選びの決め手になりそうです。

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