杉村太蔵が道知事選に熱視線!?「けいナビ」の新MCに

TVhテレビ北海道で4月6日、リニューアルスタートする「けいナビ~応援どさんこ経済~」(土曜午前11:00、北海道ローカル)の記者発表が4月2日、同局で行われ、新MCの杉村太蔵らによる初収録現場が公開された。杉村は「北海道は大きなポテンシャルがある。視聴者にチャンスを感じてもらえるような番組にしたい」と意気込みを語った。

同番組は今年18年目を迎える同局の看板番組。今回のリニューアルでは、「経済」というテーマをより分かりやすく、広く親しめる内容にしようと、「けいざいナビ北海道」という番組タイトルを縮めてサブタイトルを付けるほか、新MCに北海道出身の杉村と、テレビ東京系の経済番組「未来世紀ジパング~沸騰現場の経済学~」(水曜午後10:00)などに出演するファッションモデルの鈴木ちなみを迎える(2週ごとに入れ替わり登場予定)。視聴者ターゲットは30~40代のビジネスパーソンとし、北海道経済の現状や将来像に切り込むことで、その可能性を探り、暮らしを豊かにするヒントを伝える。

北海道知事選挙投票日(4月7日)直前の初回テーマは「選挙」。収録を終えた現場で、番組プロデューサーは「杉村さんは予想以上の勢いを出してくれ、スタジオの雰囲気もガラッと変わりました。政治家の経験や投資家の側面からいろいろなアイデアも提案くださっているので、楽しみにしてください」と手応えを明かした。

杉村は、MC起用のきっかけとなった昨年末のTVh特番について「高評価を頂きました、なかなか“薄かった”と(笑)」と笑いを交えて振り返り、「新しい時代にふさわしい、新しい番組を提供したい。私は投資家でもあるので、どういう方達が北海道で成功・活躍しているのかという切り口を取り入れ、視聴者が『よし自分もやってみよう』と思える番組になれば」と番組のイメージを説明。また、視聴者層とする30、40代のビジネスパーソンに向け、「同世代の自分にとって、この番組の裏コンセプトは『世代のバトンを受け継ぐ』ということ。平成の時代の反省を踏まえ、私たちが明日の北海道を作るという使命感を持って続けたい」と力強くアピール。「あまり志が高いと、番組がすぐ終わる時があるので気をつけなければなりませんが…」と付け加えた。

初回テーマにちなみ、今回の選挙の見どころを問われると、「選挙には出ませんよ」と前置きしつつ、「北海道のリーダーが16年ぶりに誕生するということで、私自身も楽しみにしています。特に投票率に注目したいです」とコメントした。

初回は北海道大学大学院経済学研究院の平本健太教授も出演。杉村は「先生の経済的な知識と、僕の実務的な知識をうまくコラボさせたい。あとは、TVhアナウンサーの方々がちゃんと進行してくれるはずなので心配いりません」と話した。

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