鳥海浩輔&前野智昭が裏話を披露。「飲み過ぎて筋肉痛」「半分記憶がない」

声優の鳥海浩輔と前野智昭が毎回ゲストを招き、大人のたしなみを学び、お酒を楽しむTOKYO MXのバラエティー番組「鳥海浩輔・前野智昭の大人のトリセツ」(水曜午後11:00)。3月16日によみうりランド・日本テレビらんらんホールで行われたDVDリリース記念イベントの昼の部をリポート!

ふたりと実際に交流のあるゲストを招いて送る、ゆる~い大人の雰囲気と、本音が飛び出すトークが人気の同番組。登壇するといきなり、鳥海がステージを横切って去ろうとし、前野が「ちょっとちょっと!」と呼び止める展開も。ちゃめっけたっぷりのやりとりに、早くも会場は「トリセツ」らしいリラックスした雰囲気に包まれた。

ステージ上のテーブルには、番組には欠かせないお酒がセッティングされ、前野は「おつまみもあるんですよ!」、鳥海は「ごみを捨てるところまである!」と早速チェック。鳥海の音頭で、観客は2人と共に乾杯。トークでは、まず、番組誕生のきっかけとなった「江口拓也の俺たちだって癒されたい!」の金沢編ロケを振り返った。前野は金沢編ではロケから帰りの新幹線まで、ずっとお酒を飲んでいたと話し、「飲み過ぎて筋肉痛になりました」と衝撃の事実を告白。鳥海も「半分記憶がなかったです」と明かした。

昼の部では江口拓也、下野紘、寺島拓篤のゲスト回について、「これは本当においしかったな~」など、2人のコメント付きで映像とともにプレーバック。江口について、前野が「江口くんはすごい子。めちゃくちゃ顔が広いし、付き合いも広いし……」と語るなど、ゲストそれぞれの人柄についても改めてコメントした。また、江口のゲスト回で訪れたウィスキー醸造所が手掛ける「イチローズ・モルト」が運ばれると、2人は自らハイボールを作った。「1杯目と“とどめ”は、お酒の味をしっかり楽しみたいので、半分をウィスキーで作る」という鳥海がソーダ水をグラスギリギリまで注ぎ入れると、見事な手腕に観客からは歓声が上がった。

各回を振り返った後は、DVDに収録されている特典映像「福岡編」をチラ見せ。2017年10月に、本編より先にロケを行ったため、「どういう番組にしていきましょうか」と2人が話し合うシーンも。映像では、前野が大好きな野球になぞらえ、「もし俺がFA(プロ野球で自由に他球団と契約できること)をしたら!?」との発言や、オリジナルグッズについて、番組名の「大人の」にちなんで、「下着は?」「トイレットペーパーは?」とユニークなアイデアが飛び出すシーンもあり、番組の原形が分かる貴重な映像となっていることがうかがえた。また、番組キャラクターについての話題が出ると、会場で、前野が「うちの母が気に入っていて、リビングにぬいぐるみを飾っている」と“家族ぐるみ”でのキャラクター愛を明かした。

番組ナレーションを担当した梅原裕一郎からの手紙、また、梅原の病気休業中に代役を務めた森川智之からのビデオメッセージ、そして歓喜に沸いた第二期の発表と盛りだくさんだったイベント。2人からは、第二期では、バラエティーに富んだ「大人のたしなみ」に挑戦しているとの気になる情報も……。締めのあいさつでは、応援に感謝しつつ、前野が「いい年した大人たちがダラダラ食べて飲む番組ですが、引き続き応援いただければ」、鳥海が「飯テロ的な番組なので、飲める人はお酒を片手に、おいしいものを脇に置いて気楽に楽しんでほしい」と結んだ。

2人から見たゲストの人柄や、会場で前野が挑戦したあることなど、より詳細なレポートは、4月24日発売の「月刊TVガイド6月号」に掲載。そちらもチェック!

取材・文/仲川僚子

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