日本・アフリカの友好を願う 横浜でフェス開幕、7日まで

地元ミュージシャンの軽快な音楽が開会式を盛り上げた=横浜赤レンガ倉庫1号館

 恒例の第12回アフリカンフェスティバルよこはま2019が5日、横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫1号館で開幕した。多彩な催しでアフリカと日本の友好を深める。入場無料。7日まで。

 主催する実行委員会のコフィ・エドウィン・マテ代表は「アフリカと日本の架け橋になりたい」と話す。経済や文化の交流を通じて相互理解を進め、対等な関係を築くことを目的としている。

 かつては「アフリカには日本の車や家電製品があふれるのに、日本にはアフリカのものがない」と感じたが、開催を重ねるなかで徐々に関係が深まっている手応えもあるという。8月には第7回アフリカ開発会議(TICAD)が横浜で開催される。

 会期中、地元ミュージシャンのステージ、楽器や踊りのワークショップを開催。大陸各国のブースで手工芸品や特産物を販売する。料理やクイズを楽しむこともできる。

 問い合わせは実行委事務局電話045(317)7890。

© 株式会社神奈川新聞社