ドナルド・キーン氏追悼、われわれに残したメッセージとは?

日本文学研究者のドナルド・キーン氏が、2月24日に96歳でこの世を去った。その追悼番組としてBS-TBSでは4月21日に「ドナルド・キーンが遺したもの。」(仮題、午後4:00)を放送する。

同局では、2011年1月3日の「大英博物館から甦った 幻の古浄瑠璃 東京見参!!-越後国・柏崎 弘知法印御伝記-」に始まり、これまで10年以上にわたってキーン氏を取材したドキュメンタリーやトーク番組を放送してきた。2月26日には、90分生放送の報道番組「報道1930」にて「ドナルド・キーン追悼特集 日本を愛したひとりの天才」を放送したばかり。

そして逝去から約2カ月。同局ではキーン氏をしのぶ特別番組を制作。東日本大震災を機に日本人となることを決意したキーン氏のドキュメンタリーとして話題となった「ドナルド・キーン先生日本人となる~その半生に込められた日本への思い~」(初回放送2011年10月16日)を中心に、数々のアーカイブ映像から制作。キーン氏が一生を懸けて取り組んだこと、そして自らの活動を通じてわれわれに残したメッセージとは何だったのかを改めて伝える。

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