世界中のサッカー情報を網羅するQoly編集部が今、ちょっと気になっている選手を有名・無名を問わずにお届けする「今週の5名」。
第8回目の今回は、14歳のプロ選手から北九州期待の選手などが登場するぞ。
トコ・エカンビ(カメルーン)
所属クラブ:ビジャレアル(スペイン)
リーガ・エスパニョーラで独走態勢に入るバルセロナ相手に4-4と壮絶な打ち合いをしてみせたビジャレアル。その立役者の一人がカメルーン代表FWのエカンビだ。
昨季フランスのアンジェで17ゴールを記録した26歳はここまでチーム得点王の8ゴール、フランスでの活躍そのままにスペインでも活躍している。
昨年はマルク・ビビアン・フォエ・アワードにも輝いており、今最も波に乗っているカメルーン人といっていいだろう。(編集部Q)
アレクサンデル・イサク(スウェーデン)
所属クラブ:ヴィレムⅡ(オランダ)
ドルトムントとしては、例えサンチョが移籍してもこの男がいる(タイプ的には全然違うが)。先日取り上げたばかりのイサクだが、このタイミングでもう一度触れないわけにはいかない!
この冬にドルトムントからローン移籍してきた大器は、加入後10試合でなんと10ゴールをマーク。代表戦終わりの直近3試合では6得点を荒稼ぎしている。
フォルトゥナ・シッタート戦ではハットトリックを達成、3ゴール全てがPKだったことも話題に。
PK3発でのハットトリック達成はエールディビジ史上初だったとか。週末のアヤックス戦でもPKによるゴールを決めたが、チームは1-4で敗れている。(編集部I)
ガブリエル・スウォニナ(アメリカ)
所属クラブ:シカゴ・ファイアー(アメリカ)
先月8日、MLSのシカゴ・ファイアーとプロ契約を結んだGKスウォニナ。
驚くことに彼の生年月日は2004年5月15日、なんと14歳!これはもちろんクラブ最年少で、MLSにおいてはあの“神童”フレディ・アドゥに次ぐ二番目の記録となった。
U-14、U-15アメリカ代表でのプレー経験を持つが両親はポーランド人で、自身も将来的には欧州でのプレーを望んでいるという。
この年齢にして既に身長は193cmもあり、デビューの日はそう遠くないかもしれない。覚えておいて損はない名前であろう。(編集部H)
カシミール・ニンガ(チャド)
所属クラブ:カーン(フランス)
ルーマニア国旗とそっくりなアフリカ中央部にあるチャド代表のストライカー。
モンペリエでリーグアンにデビューしたときの衝撃は忘れられない。その圧倒的なスピードとパワー、まさに相手を「ぶち抜く」ドリブル。アフリカの粋を集めたようなアタッカーだ。
怪我によってしばらく苦しめられることにはなったが、今季はまさに華麗な…スタイルは全然華麗ではないが、そんな復活を遂げている。カーン自体は残留争いに飲み込まれているが、だからこそ多くのチームが彼に注目していることだろう。(編集部K)
ディサロ 燦シルヴァーノ(日本)
所属クラブ:ギラヴァンツ北九州(日本)
“昇格請負人”小林伸二監督のもと、開幕から無傷の4連勝を達成したJ3のギラヴァンツ北九州。そのチームで目を引く存在の一人がディサロ燦シルヴァーノだ。イタリア人と日本人のハーフで名前は「あきら」と読む。
昨年は全日本大学選手権で優勝した法政大学の主力として活躍し、同大会のMVPも獲得。三菱養和時代にもU-18クラブユース選手権で得点王に輝いている。
今年加入した北九州では、プロ1年目ながら背番号9を与えられると、開幕戦でいきなりJ初ゴールを決めてみせた。
その後は怪我で欠場しているが、小林監督といえばFWの育成に長けた指揮官。好調のチームとともに23歳のストライカーにも注目していきたい。(編集部O)