ユーヴェの19歳“神童”が止まらない! 欧州5大リーグでトップのデータとは……

ミラン戦で値千金の決勝ゴールを決めたキーン photo/Getty Images

ユヴェントスに所属するイタリアの若き逸材、FWモイーズ・キーンの勢いが止まらない。

首位のユヴェントスは6日、セリエA第31節で4位のACミランと対戦した。39分に先制点を許し、前半を1点ビハインドで折り返したが、60分に自ら得たPKをパウロ・ディバラがど真ん中に決め、試合を振り出しに戻す。そんな1-1の状況で迎えた66分に、ディバラに代わってキーンは投入された。すると84分、高い位置で縦パスをカットしたミラレム・ピャニッチのスルーパスからペナルティエリア内へ侵入したキーンは、GKの位置を落ち着いて見極め、ゴール左にシュートを突き刺した。このゴールが決勝点となり、ユヴェントスがミランを相手に、2-1で逆転勝利を収めている。

この一戦のゴールで、代表戦を含めて公式戦5試合連続となるゴールを決めたキーン。セリエAの直近5試合でも5ゴールと、2000年生まれの19歳とは思えないような圧巻のパフォーマンスを披露しており、得点率も驚異的だった。データサイト『opta』によると、今季ここまでリーグ戦7試合に出場し、5ゴールを記録しているキーンだが、時間にすると47分に1点のペースでゴールをゲット。欧州5大リーグで複数得点を記録している選手の中で、トップの記録だという。ただ、キーンはまだまだ発展途上だ。同選手の今後の成長と活躍にも期待がかかる。

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