ジャッジが今季1号含む2本塁打 ヤンキース逆転勝利

【ヤンキース6-4オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ヤンキースがアーロン・ジャッジの2本塁打を含む3本塁打で全6得点を叩き出し、オリオールズに6対4で逆転勝利を収めた。「2番・右翼」で先発出場したジャッジは、初回にオリオールズ先発のディラン・バンディから今季1号となる先制ソロを放つと、1対1の同点で迎えた3回表には2号勝ち越し2ラン。その後、ヤンキースは1点リードの7回裏にリリーフ陣が崩れ、オリオールズに逆転を許したものの、8回表二死一・三塁のチャンスで途中出場のクリント・フレイジャーが1号逆転3ランを放ち、これが決勝打となった。

開幕から7試合ノーアーチが続いていたジャッジに、ようやく今季初アーチが飛び出した。初回の第1打席、カウント2-2からの6球目、甘く入った速球を捉えると、打球はスタンドへ一直線。3回表一死二塁で迎えた第2打席では、再びセンター方向へ2打席連続となる一発を叩き込んだ。ジャンカルロ・スタントン、ミゲル・アンドゥハーなど主力打者に故障が相次ぐなか、やはり頼りになるのはこの男。ここまで打率.290、OPS.922とまずまずの成績を残しているが、ようやく飛び出した初本塁打をきっかけに、さらに勢いに乗っていきたいところだ。

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