政治離れ一層進む 県議選投票率最低

 7日に投開票された県議選は投票率が39.76%にとどまり、過去最低を更新した。投票率が40%を切ったのは戦後初めて。過去最多の10選挙区が無投票当選となり、これまでで最も低かった前回2015年の42.52%を、2.76ポイント下回る結果となった。有権者数が最も多い宮崎市区が33.62%と大幅に下落し、全体の投票率を押し下げた。過去最低の33.90%だった昨年12月の県知事選に続き、投票率の低下傾向に歯止めがかからず、県民の政治離れが一層進んでいる。

© 株式会社宮崎日日新聞社