アザールに代わるチェルシーの”王様”へ 9戦4得点5アシストの若手信頼せよ

チェルシーのハドソン・オドイ photo/Getty Images

レアル・マドリードに本格的な改革の時が近づいているのか、チェルシーMFエデン・アザールの獲得が間近に迫っているとの話題が出ている。アザールは今季リーグ戦でチームトップとなる14得点を記録しており、その重要性はサポーターも大いに理解している。

アザールが抜けるとなればチェルシーにとって大打撃だが、そうなれば18歳FWカラム・ハドソン・オドイを信頼するしかない。英『Football London』はバイエルンからも目をつけられる18歳のハドソン・オドイを高く評価しており、アザールに代わってチームの王様になれる逸材と考えている。

指揮官マウリツィオ・サッリはなかなかハドソン・オドイを先発させようとしなかったが、ハドソン・オドイはゲームに出るたびに結果を出している。今季ハドソン・オドイが先発出場したケースは9回だが、そこで4得点5アシストの成績を残している。ヨーロッパリーグやFA杯などコンペティションのレベルは様々だが、まさに試合に出るたびに結果を残しているとの表現がしっくりくる。

「サッリが彼を先発させようとしない中、ハドソン・オドイはトップチームでレギュラーになるべき理由を証明し続けている」と同メディアは伝えており、その実力はスタメンを任されるにふさわしい。チェルシーはFIFAから今後2回の移籍市場での補強を禁止されており、アザールがチームを離れる場合はタイミング的にもハドソン・オドイにスタメンの座を与える時だろう。

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