アニメ・特撮好きは要チェック「プラモデル(模型)」という切り口からアニメや特撮を語る『模型言論プラモデガタリ』! 次回のテーマは『ガンヘッド』!

阿佐ヶ谷ロフトAで開催中のトークライブ『模型言論プラモデガタリ』。次回4月24日(水)の開催を目前に、会場の阿佐ヶ谷ロフトの店長・前川誠からイベントについてのコメントが到着。アニメ・特撮が好きな方はぜひチェックしていただきたい。

『模型言論プラモデガタリ』について

文:前川誠(阿佐ヶ谷ロフトA 店長)

今年1月から阿佐ヶ谷ロフトAでスタートしたトークライブ『模型言論プラモデガタリ』。これは、アニメ・映画・ホビー関連をメインに活動されているライターの廣田恵介さんが「プラモデル(模型)」という切り口からアニメや特撮を語るイベントです。これまでアニメや特撮を語るイベントは数多く開催されて来ましたが、それぞれ当たり前のようにアニメはアニメ、特撮は特撮の切り口から語られることがほとんどで、特にアニメ(2D)が模型(3D)から語られることを、少なくとも僕は見たことがありませんでした。

そして、これが非常に新鮮で、スリリングで、面白いのです。これまでの開催概要(下記)をご覧いただきたいのですが、これだけ縦横無尽なテーマをあくまで「模型」から読み解くという、ただそれだけでどう考えても予定調和には陥らない。特に第2回なんて一体どんな話が飛び出すのか、非常にわくわくしながら開催を待った覚えがあります。でもってこれがとびきり面白い。そう、これがトークライブですよ! ただ“トーク”するだけじゃない。どうなるか分からない、その日限りの“ライブ”感があってこその“トークライブ”なのです! と、拍手喝さいしながら毎回拝見しております。

タイトルに「プラモ」とあるためプラモデルのイベントと思われがちなのですが、あくまでプラモデルは“視点”であって、語られるのはキャラクター、そしてその根底にある作品について(もちろんプラモデルについてのお話もありますが)。アニメ・特撮イベントによくいらっしゃる皆様にはまだあまり浸透していない気がするのですが、この新しい“語り”は一見一聴の価値アリです。

なお次回4月のテーマは『ガンヘッド』。しかもゲストは、主役ロボであるガンヘッド507をデザインした河森正治さん!! 廣田さんは「世界で一番『ガンヘッド』を語れる」とご自分でおっしゃっているだけに、思春期に『ガンヘッド』の洗礼を受けて一時期生のニンジンをかじっていた僕としては、告知した瞬間から血が沸騰してます。さらに、今後も『プラモデガタリ』は毎月開催予定。毎回イベントの詳細を廣田さんからいただくたび「次はこのテーマか!!」と驚いておりますので、今後もお楽しみに!!

<これまでのイベント>

2019年3月24日(日)【模型言論プラモデガタリ】第3回

テーマ 「平成ガメラシリーズ完結20周年」

【出演】廣田恵介、秋山徹郎、古賀学(アーティスト)

【特別ゲスト】金子修介(映画監督)

【ゲスト】螢 雪次朗(俳優・大迫力 役)、栩野幸知(俳優・『ガメラ2』ガンエフェクト担当)

2019年2月21日(木)【模型言論プラモデガタリ】第2回

テーマ 『この世界の片隅に』

【出演】廣田恵介、秋山徹郎、井手浩一(モデルグラフィックス編集部)

【特別ゲスト】片渕須直(アニメーション監督)

2019年1月10日(木)模型言論プラモデガタリ

テーマ ロボットアニメ

【出演】廣田恵介、秋山徹郎、五十嵐浩司(アニメーション研究家)

【特別ゲスト】湖川友謙(『伝説巨神イデオン』、『戦闘メカ ザブングル』、『聖戦士ダンバイン』キャラクターデザイナー)

© 有限会社ルーフトップ