チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、今シーズンいっぱいでレンタル期間が満了となるクロアチア代表MFマテオ・コバチッチの残留を希望。突出した選手になれるとコバチッチを称賛した。
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サッリ監督の下コンスタントに出場機会を得ているコバチッチ。イタリア代表MFジョルジーニョと同じように守備的MFの役割を担っており、元々ボランチを主戦場としていたフランス代表MFエヌゴロ・カンテは1列前のポジションに持ち場を移している。シーズン終了後にコバチッチはレンタル元のレアル・マドリードに帰還することとなっているが、サッリ監督はコバチッチの去就について「彼と共にプレーしたい」と完全移籍での獲得を希望した。
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「コバチッチがローン契約なのはもちろん分かっているが、私は彼が好きだしここに残るだろう。彼があのポジションで上手くプレーできているしジョルジーニョだけでは問題が発生してしまう。私の見解では、彼は世界有数のセントラルMFになることが出来るだろう。もちろん彼は守備的MFではないが、私はあのポジションにテクニカルな選手を好んでいる。直近の試合では、ジョルジーニョは161回ボールに触った。あのポジションでは非常に重要なクオリティを求めている。ラストパスを送るクオリティではなくチームを機能させるクオリティをね」。