トラウトとベリンジャーが週間最優秀選手に選出

日本時間4月9日、メジャーリーグ機構は今季第2週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはマイク・トラウト(エンゼルス)、ナ・リーグはコディ・ベリンジャー(ドジャース)が選出された。

トラウトはレンジャーズとの4連戦で自己最高レベルの素晴らしい活躍を見せ、自身初となる「4試合で5本塁打」を記録。同期間中は18打席で13度も出塁し、打率.545、出塁率.722、長打率1.909、OPS2.631という驚異的な成績を残した。同一カード4連戦でのOPS2.631は、ベーブ・ルース(1921年・タイガース4連戦・OPS3.111)、ミッキー・マントル(1962年・対ロイヤルズ・OPS2.850)に次いでメジャーリーグ史上3番目の数字。今季第2週を終えた時点で、出塁率.581とOPS1.581はメジャー最高の数字となっている。

ベリンジャーは16打数1安打に終わった昨年のワールドシリーズから打って変わって、今季はメジャーリーグ全体でもトップクラスの好スタートを切っている。開幕10試合で7本塁打&18打点をマークしたのは、1964年のウィリー・メイズに次いで史上2人目の快挙。敵地でのロッキーズ3連戦では、12打数6安打、2本塁打、5打点、8得点という素晴らしい活躍を見せた。第2週終了時点での7本塁打、18打点、長打率1.023、20安打、45塁打、17得点はいずれもメジャートップの数字である。

トラウトが週間最優秀選手に選出されるのは、2015年7月以来、自身4度目。また、ベリンジャーはナ・リーグ新人王に選出された2017年に2度、週間最優秀選手を受賞しており、今回が自身3度目の選出となった。

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