不調イグアイン、来季はどこでプレイする? 本人の希望は……

来季の所属先が不透明となっているイグアイン photo/Getty Images

チェルシーに所属する元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインは、来季も同クラブでプレイすることを望んでいるようだ。

現在31歳のイグアインは昨夏の移籍市場で、ユヴェントスからACミランへレンタル移籍。復活を目指すミラノの名門クラブの新エースとして期待されたが、公式戦22試合に出場して8ゴールと、思うような結果を残すことができず。買い取りオプションが契約に組み込まれていたが、行使されないまま半年間でチームをさることとなった。

そして、イグアインが今冬の移籍市場で新天地として選んだのが、ナポリ時代の恩師マウリツィオ・サッリ監督が率いるチェルシーだ。ミランと同様に、買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入が決まった。しかし、自身初のプレミアリーグということもあってか、チェルシーでも大苦戦。ここまで公式戦12試合に出場しているが、わずか3ゴールにとどまっている。

こういった状況もあり、イグアインの今夏の去就に注目が集まっている。これまでの結果を受けて、退団を避けられないという見方も多いが、ただサッリ監督の信頼は揺るがない。以前メディアの前で「彼にはプレミアリーグに適応するために時間が必要。彼ならやってくれるはずだ」と述べていた。

そして、イグアイン自身もインタビューで「僕は来季もここでプレイするために、頑張りたいと思っている。ここに残りたいんだ。街も素晴らしいし、住みやすくリラックスできているよ。だから、僕の目的はここにとどまることなんだ。ここで満足できているし、新しいリーグへの挑戦、そしてプレミアリーグでの初めての感覚は素晴らしいものだよ」とコメント。移籍情報サイト『transfermarkt』など複数のメディアが伝えている。

はたして、イグアインは残りの試合で己の存在意義を証明し、チェルシーへの完全移籍を勝ち取ることができるのか。

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