パドレスが一発攻勢で5点ビハインドから逆転勝利

【パドレス6-5ジャイアンツ】@オラクル・パーク

パドレスが試合中盤以降の一発攻勢で、鮮やかな逆転勝利を収めた。先発のエリック・ラウアーが4回裏に一挙5点を失ったパドレスは、ジャイアンツ先発のマディソン・バムガーナーから5回表にフェルナンド・タティスJr.が3号2ラン、6回表にウィル・マイヤーズが3号ソロを放って2点差。7回表にはバムガーナーから無死二・三塁のチャンスを作り、2番手のレイエス・モロンタからマニュエル・マーゴの遊撃ゴロと、代打で登場したフランミル・レイエスの1号2ランで3点を奪い、逆転に成功した。4回裏に5点を失いながらも6イニングを投げ抜いたラウアーが今季2勝目。最後を締めくくったカービー・イエーツは今季6セーブ目をマークした。

5点差をひっくり返したパドレスは、今季7勝のうち、この試合を含む4勝が逆転勝利。5点ビハインドからの逆転勝利は、2017年9月9日(現地時間)のダイヤモンドバックス戦で6点差を逆転して以来のことだった。3本塁打を放った打線の働きは見事だったが、ケビン・ピラーの1号グランドスラムなどで5点を失ったあと、ジャイアンツ打線に追加点を許さなかった先発のラウアーや、各1イニングを無失点に抑えた3人のリリーバーの貢献も見逃せない。まだ再建途上ながら、開幕11試合で7勝4敗の好成績をマーク。数年後の明るい未来に向けて、チーム力が着実に向上していることを感じさせるシーズン序盤となっている。

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