ミランにとって「絶対に負けれない試合」 ラツィオ撃破を誓う闘将

ラツィオ撃破に燃える闘将ガットゥーゾ photo/Getty Images

4位から8位までの勝ち点差はわずかに「3」。セリエAのチャンピオンズリーグ出場権争い(4位以内)は、今季も激戦となっている。そんな中、13日に行われるセリエA第32節で、4位ACミラン(勝ち点52)と8位ラツィオ(1試合未消化で勝ち点49)の直接対決が行われる。ミランの指揮官を務めるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、強豪との一戦を前に意気込みなどを語った。

第18節から第27節まで無敗(7勝3分)をキープし、一時順位を3位まで押し上げたミランだが、ここに来て失速。第28節のミラノダービーでインテルとの打ち合いに敗れると、先日行われた第31節のユヴェントス戦では誤審の影響もあり、逆転負けを喫した。その結果、直近4試合で白星がなく(1分3敗)、目標とするCL出場権獲得へ向けて足踏みしている。

ただ闘将ガットゥーゾは、気持ちを切り替え前を向く。クラブの公式チャンネル『Milan TV』などのインタビューに応じた同指揮官は「ラツィオ戦は最終決戦のようなものだ。我々がチャンピオンズリーグの出場権を獲得するためには、絶対に負けることはできない。最大の勝ち点を得る必要がある」と述べた。

さらに「今、我々は自分たちの仕事に集中する必要がある。いくつかのエラーが我々を襲ったが、これを言い訳にしてはならない。我々はユヴェントスを相手に、良いプレイを披露できていた。残念ながら、いくつかの出来事は我々にとって不利となってしまったが、前を向かなかればならないんだ」と話している。

ミランはラツィオを撃破し、再び軌道に乗ることができるのか。ガットゥーゾ監督が述べたように、今後の行方を左右する重要な試合となるのは間違いないだろう。

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