エビ中“令和アイドル”宣言!「新しい時代に乗っかっていけるアイドルグループに」

結成10周年イヤーを迎えた私立恵比寿中学(以下、エビ中)が、海外シリーズフォトブックの第4弾「私立恵比寿中学『EbiTour in タイ~微笑みの国で大爆笑ツアー~』」(東京ニュース通信社刊)を発売した。これを記念して、4月9日(火)と10日(水)に福家書店新宿サブナード店にてイベントを開催。また、9日のイベントの前には会見が行われ、メンバー6人がそろって登場した。

「新しいフォトブックは『EbiTour in タイ』であります」と額縁に入った表紙を掲げ、元号発表さながらスタートした会見。「私たちも梅の花について歌った『梅』という曲があるので、今後は“令和アイドル”として令和を盛り上げていけたらと思っています」と、「万葉集」の梅の花の歌三十二首の序文を引用元とした新元号「令和」との縁を安本彩花が力説。「“令和アイドル”です!!」と声高々に繰り返す安本に、「自称ね!(笑)」とメンバーから次々とツッコミが入るも、柏木ひなたは「まだ“令和アイドル”って言っている方が誰もいらっしゃらないので、私たちが先陣を切って」と頷き、星名美怜は「先に言っちゃったらこっちのものかな、みたいなね」と笑いつつ、「新しい時代に乗っかっていけるようなアイドルグループに私たちもなりたいと思います」と力強く宣言した。

そんなエビ中の最新フォトブックは、豪華絢爛な伝統衣装や現地の大学の制服に身を包み、タイならではのロケーションで撮影を敢行。世界的なリゾート地として知られるパタヤと、素朴な風景が広がるラン島を舞台に、「エビ中のカオスな旅」が繰り広げられている。さらに、エビ中メンバーが巡ったロケ地ガイド&メンバーおすすめスポットを紹介した旅ガイドも充実。楽しくてかわいくて幸せになれる、エビ中の魅力を詰め込んだ一冊だ。

フォトブックのおすすめポイントについて聞かれたメンバーたち。安本は、「『エビ中史上最大の問題作』と帯に書いてあるんですけれど、まさに『こんな顔を残していいのか?』というショットもあって(笑)。変わらぬエビ中らしさが詰まった作品になりました」とコメント。一方で真山りかは、「ひとりひとりがアップになっているページでは、自分でも見たことがないくらい大人っぽい表情をしていて。今まで(フォトブックを)シリーズで出させてもらっていますが、少女から女性に徐々に移り変わっていくエビ中のちょっと大人な表情が見られます」と、成長した自分たちをアピール。「大人っぽい表情だったり、中にはすごい顔もあったり、子どもっぽくはしゃいでるところも、みんなのいろいろな表情が見られるのがいいなと思います」と柏木が締めくくった。

さらに、「クリーニング屋のおじさんも一緒に写っている裏表紙とか、タイの魅力がすごく溢れている写真集です」と小林歌穂。タイでは多くの人との出会いがあったようで、「学校の子どもたちやたくさんの方に協力していただいて、良い一冊が出来ました」と、中山莉子が感謝を述べた。星名は、「『EbiTour』ってタイトルにあるように、私たちが行った場所のガイドも載っていて、『ちょっと観光したいな』ってタイに興味がある方も楽しめると思うので、アイドル好きの方以外にもぜひ見ていただけたらと思います」と、「EbiTour」ならではの魅力を伝えた。

会見では、メンバーそれぞれによるお気に入りページの紹介も。

「自分推しになってしまうんですけれど、すごくお気に入りです。タイの航空会社の広告みたいだなと思って(笑)」(真山)

「みんなで海に向かって笑顔で叫んでいるシーンです。私なんか二重顎になっちゃっているんですけれど、海で綺麗な表情を撮ってもらうよりも、自然な笑顔の表情が似合うグループだと思っているので、エビ中らしさが一番出ている写真だと思います」(安本)

「ゾウとエビ中が一緒に写っている『これぞタイ』っていう写真です。こんなに楽しい貴重な経験が出来て、タイを満喫しました」(星名)

「私だけ見事に隠れている写真で…。舟を漕いでくださっている現地の方がメンバーみたいになっていて(笑)次のページもいないんですよ!(写真をチェックした)誰も気が付かなくて…これこそ問題作です(笑)」(柏木)

「みんなが洗濯物となって干されているところなんですけれど、シュールなものが好きなのでお気に入りです」(小林)

「ラン島唯一の学校の生徒さんたちがすごく人懐っこくて、みんな抱き着いてきてくれるんですよ。こんなに小さい子にぎゅってされることがなくて戸惑いましたが、本当に可愛いなって」(中山)

また、記者からの「タイでの思い出は?」という質問には、「マッサージに行きました。今までエビ中って“中学生”ってグループ名なので、『撮影終わりはホテルに戻ってすぐ寝よう』って感じだったんですけれど、みんなでお出かけ出来たのが新鮮ですごく楽しかったです」と回答。「マッサージって…。“中学生”で“令和アイドル”って言っているのに(笑)」と、会場の笑いも誘った。

「令和の年は『若者ひとりひとりが時代を引っ張って行けたら』という話を聞いたので、私たちも永遠に中学生ということで大きなことができたらと思います」と最後は新時代に向けて意気込み、結成10周年を迎えたエビ中のさらなる活躍を期待させた。

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