10連休「取れる」半数 自宅で過ごす派多数 長崎県民ネット調査

県民に聞いた今年のGWは何連休?

 天皇の代替わりに伴い10連休(4月27日~5月6日)となる今年のゴールデンウイーク(GW)。県民インターネット調査サイト「リサチャン(リサーチ@ナガサキ)」が、大型連休の過ごし方などをアンケートしたところ、回答した県民の約半数が10連休を取れそうだと答え、自宅で過ごすという人が目立った。一方、10連休の受け止め方はさまざまで、否定派からは減収や出費増などの懸念が上がった。
 アンケートは3月5~12日、18歳以上の県内在住モニターに実施。186人(男66、女120)が回答した。年代の内訳は10、20代が10人、30、40代が89人、50~70代87人と、回答者の一部はシニア層も含む。
 この中で、何連休取れそうかを尋ねたところ、「10」が47.8%と最も多く、「11以上」も5.4%いた。対照的に「連休は取れなさそう」と「1日も休めなさそう」が計7.5%だった。
 過ごし方を複数回答形式で質問。「自宅で」が55.4%に達し、「日帰り旅行」22.6%、「泊まりがけの国内旅行」15.1%-と続いた。「帰省」は10.8%、「海外旅行」は1.1%。一方で「仕事」が13.4%に上り、「まだ何も決めていない」も25.3%いた。
 10連休をどう受け止めているかを聞くと、「とてもうれしい」「うれしい」の計34.4%よりも、「あまりうれしくない」「まったくうれしくない」が計37.1%とやや上回った。否定派からは「給料が減る」「連休明けの仕事がたまる」「子どもがだらけないか心配」「出費がかさむ」などの声が上がった。家事や福祉、サービス業に関わる人から「休めない」不満も漏れた。

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