衆院沖縄3区補選に立候補|屋良朝博(やら ともひろ)氏の経歴・政策は?

玉城デニー氏の沖縄県知事転身に伴う衆議院沖縄3区(名護市、沖縄市、うるま市、国頭郡、伊平屋村及び伊是名村)の補欠選挙(4月9日告示、4月21日投開票)に県政与党や立憲民主党、自由党、共産党、社民党などが支援する無所属新人の屋良朝博氏(56)が立候補しました。

なお、同選挙には自民党公認の新人、島尻安伊子氏(54)が公明・維新2党の推薦を受け立候補しています。

沖縄県生まれ、フィリピン国立大学卒業。沖縄タイムス社を経てフリーランスライターに

屋良朝博氏は1962年沖縄県生まれ、フィリピン国立大学卒業。沖縄タイムスに入社し、主に沖縄の基地問題を担当。論説委員、社会部長を歴任しました。2007年から1年間、ハワイ大学東西センターで客員研究員として米軍再編を研究しました。2012年に退職し、2014年から2017年に沖縄国際大学において非常勤講師を務めました。現在はフリーランスライターとして活動する他、民間シンクタンク・新外交イニシアチブ評議員を務めています。

屋良氏の政策は?

屋良氏は自らのホームページにおいて政策「ヤラともひろが考える 21世紀うまんちゅ行動計画!」を公表しています。

~米軍基地編~
1 辺野古不要の普天間返還プランを策定、実現を目指す
2 基地従業員の雇用不安を解消
3 基地返還・縮小の計画を策定
4 高齢化した地主へもきめ細かな対応
5 既存施設の利活用を可能に
6 日米地位協定を見直し主権を守る
7 欧州並みの基地使用協定くらい締結させたい
8 沖縄を平和のバッファゾーンに

~経済・くらし・生活編~
1 児童保育を拡充
2 中北部地域の夜間保育環境の整備
3 高齢者ケアを再検討

~その他の施策~
・観光で北部を元気に
・社会発展を人への投資で
・北部の医療体制を充実
・輸送コスト低減で企業収益と所得をアップ
・やんばるに新名所
・沖縄の地方分権、自己決定権を
・障害児も地域の学校へ
・子どもへの暴力、虐待を撲滅
・沖縄ブランドで海外市場を狙う
・沖縄を物流拠点に
・個々の違いを認め合う社会を

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