ナインティナイン 全国民投票型オーディションの代表プロデューサーに就任

吉本興業とMCIPホールディングスが韓国のエンターテイメントを代表する企業CJ ENMと共に、国内最大級の番組制作規模となる巨大プロジェクト『PRODUCE 101 JAPAN』を始動。11日、都内で日本国民の投票によってボーイズグループを作る全国民投票型オーディションの開催が発表され、国民代表プロデューサーとして、ナインティナインの矢部浩之と岡村隆史が登壇した。

『PRODUCE 101』とは、韓国の音楽専門チャンネル『Mnet』で放送された大ヒットサバイバルオーディション番組で10~20歳代の男女に人気。最初の選考を通過した101名からスタートし、さまざまなミッションに挑戦、熾烈な競争を争って最終デビューメンバーが選ばれる。このすべての過程は、100%“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者による国民投票で勝ち残る者が決定。最終的に勝ち残ったメンバーが、ファイナルグループとしてデビューする。スターダムにのし上がることが確約されるプロジェクトだ。

今までに、2016年にガールズグループ“I.O.I(アイオアイ)”、2017年のシーズン2ではボーイズグループ“Wanna One(ワナワン)”、2018年のシーズン3では、日本人と韓国人で構成されたガールズグループで、HKT48の宮脇咲良も所属する“IZ*ONE(アイズワン)”が誕生した。いずれのグループも放送当時だけではなく、放送後も番組、広告、音楽市場など韓国の芸能界全般で大活躍している。数多くのスターを輩出、新語・流行語も数多く生み出すなど社会現象を巻き起こした革命的番組。見る者を圧巻させる巨大セットにも注目とのこと。

『PRODUCE 101 JAPAN』は、本日11日から募集を開始し。その後、オーディションがスタートし、101名が選ばれる。日本国民(国民プロデューサー)の投票によって最終的に11名が選ばれ、グローバルで活躍するボーイズグループとして、2020年デビューする。

国民代表プロデューサーとして登壇したナインティナインの2人は、状況が良く把握できていない様子で「あの~重すぎます!我々には」「普通にMCで良いんじゃないですかな」とボヤキ、マネージャーからはオーディション番組の進行的な感じと聞かされていたようで「ちょっと規模がデカすぎますね」と驚いた様子。

かつて、「夢もオーディションバラエティーASAYAN」でMCを務めていたナインティナインは「デビューして、スターになっていく方々を見たりもしてきましたので、今度は世界に出て行く人達を間近で見れるんだなと思うと、ちょっとワクワクしてます」と心情を述べ、MCのクリス・ペプラーから「番組担当されてたときにデビューしてビッグスターになった方はいらっしゃいますか」と聞かれ「モーニング娘、ケミストリー、EXILE ATSUSHI、まさかのKABAちゃん」と明かし、「KABAちゃんはすぐわかった、違う業者の人間だなって!やっぱり腰がクネクネしてたんで」と笑わした。

また、岡村は「近くで見てて、だんだん階段上がっていくと態度が変わったりとか、そういうのも見てきたんで、そういうのが怖いなと思います」と述べ、クリスから、例えばどういう方ですか?と聞かれると、名前は言いませんが「岡村も入ってんの!とか」と明かし笑いを取った。

改めて国民プロデューサー代表について意気込みを聞かれ矢部は「国民の方と同じ目線で意見を言えたり、温度であったり、国民の皆さんと合わせて参加できたらいいなと思っております」、岡村は「オーディションを全力で盛り上げていきたいな」と語り締めくくった。(ジェイタメ編集部)

© 株式会社ジェイプレス社