アストロズが球団史上初めてヤンキースをスイープ

【ヤンキース6-8アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズはホゼ・アルトゥーベがヤンキース先発のジェームス・パクストンから2本塁打を放つなど、ヤンキース投手陣に16安打を浴びせ、8対6で勝利。本拠地でのヤンキース3連戦を3連勝で終え、球団史上初めてヤンキースをスイープした。アルトゥーベはヤンキース3連戦で4本塁打を放ったが、同一カード3連戦での4本塁打は、アストロズでは2010年7月にランス・バークマンがパイレーツ3連戦で記録して以来、11人目となる快挙。アルトゥーベは「みんなと同じくらい僕も驚いているよ。こんなにホームランを連発するような打者じゃないからね」と語ったが、その顔には充実感が漂っていた。

ヤンキースがパクストン、アストロズがコリン・マクヒューの先発で始まった一戦は、ヤンキースがブレット・ガードナーの2号先頭打者アーチで先制するも、アストロズがアルトゥーベの4号ソロとユリ・グリエルのタイムリー三塁打ですぐさま逆転に成功。3回裏にはカルロス・コレアのタイムリー二塁打でリードを広げ、4回表にDJレメイヒューの犠牲フライで1点差に詰め寄られたものの、5回裏にアルトゥーベの5号ソロ、コレアの2号2ラン、ジェイク・マリズニックのタイムリーで4点を奪い、一気に突き放した。8回表にリリーフ陣が捕まり、ルーク・ボイトの4号2ランなどで1点差とされたが、8回裏にジョージ・スプリンガーが勝利を引き寄せるタイムリー。6回2失点の好投を見せたマクヒューが今季2勝目、8回途中から1回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せたライアン・プレスリーが今季初セーブをマークした。

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