タワーマンションが林立する武蔵小杉駅(川崎市中原区)周辺の商店街が連携した「こすぎ名物花見市」が7日、同区小杉町の市総合自治会館をメイン会場に開かれた。周辺の二ケ領用水や渋川沿いの約300本のソメイヨシノが満開で、多くの花見客らがステージやグルメを楽しんだ。
焼きそばや串焼きなどの模擬店が並び、同会館では川崎ブレイブサンダースのチアリーダーによるパフォーマンスなどが披露された。
桜は「地域に潤いを」と商店街関係者が約50年前に植樹し、同花見市は42回目。武蔵小杉商店街の大野省吾理事長は「葉桜になるかと心配していたが、満開で良かった。木も老木になっており、植え替えなどで守っていければ」と話していた。